平成17年度全学FD研修会実施要項

平成18年01月27日改訂

平成16年度FD委員会において、中期目標・計画に則り、全学FD活動の山口大学方式の再検討が行われた。

これまで1泊2日で行われてきた全学FD研修会は、全国に先駆けて全教員参加を謳い、ワークショップ方式を取り入れるなど、多くの大学の模範となってきた。

しかし、FD啓蒙期を過ぎ、授業改善に繋がる実質的なFD活動を推進する時期に入った今、最も重要な課題は個々の教員の異なる教育ニーズに対応することである。

そのため、今年度から山口大学のFD活動としては、大学教育機構主催の研修会をテーマ別に実施するとともに、各学部・授業科目別分科会におけるFD活動を積極的に推進することが決定された。

以下に大学教育機構主催のFD研修会の実施要項を示し、各学部FD委員会の協力のもと、できるだけ多くの教員の参加を期待するものである。また、各学部・学科のFD活動、研修会についても、その活動計画や実施要項に関して事前に全学に案内する予定である。併せてさまざまな機会を利用して、授業改善に取り組んでいただければ幸いである。

I. 研修会(場所については、参加者数と使用設備を見て、後日決定、通知する)

1. 新規採用教育職員研修会

主催
大学教育機構
日時
平成17年08月07日(月) 13:30〜16:30
場所
総合研究棟3F フォーラムスペース
対象
平成16年4月以降に新規採用された講師以上の教育職員で、初めて授業を担当する者(私立大学で教鞭をとっていた方は除く)
講師
沖 裕貴 (大学教育センター教授)
内容
講義1:「学生の変容とこれからの大学教育」
講義2:「大学評価基準と教育」

2. 授業技術研修会−話し方を中心に−

主催
大学教育機構
日程
平成17年09月06日(火) [在山地区] 13:30〜16:30
平成18年02月21日(火) [宇部地区] 13:30〜16:30
場所
在山地区 (大学会館会議室)、宇部地区 (工学部D33教室)
対象
希望者 (後期は9名参加予定)
講師
田中 均 (アドミッションセンター助教授)
内容
授業で学生が「わかる」というのはどのようなメカニズムなのか、学生が「わかる」ためにどのように働きかければよいのか、授業活性化のための考え方や効果的な授業の進め方など、アサーション・トレーニングの方法を援用しながら、今後の授業に役立つ技術を学ぶ。

3. 授業におけるメディアの利用法(教育学部「授業技術スキルアップ講座」、医学部保健学科「マイクロソフトオフィス活用のポイント」)

主催
大学教育機構、教育学部、医学部保健学科
日程
平成17年09月08日(木) [宇部地区] 13:30〜16:30
平成18年03月09日(木) [在山地区] 13:30〜16:30
場所
在山地区 (共通教育22番教室)、宇部地区 (医学部保健学科総合研究棟S5講義室)
対象
希望者 (初心者対象、後期は4名参加予定)
講師
川崎 勝 (医学部助教授)
内容
教材作成や教務事務に不可欠なMS-WordとMS-Excelの便利な使い方やエディタとの違いを、講義と実習で学ぶ。
※各自、ノートパソコンを持参してください。

4. パワーポイント教材の作り方(教育学部「授業技術スキルアップ講座」、医学部保健学科「マイクロソフトオフィス活用のポイント」)

主催
大学教育機構、教育学部、医学部保健学科
日程
平成17年09月13日(火) [在山地区] 13:30〜16:30
平成18年03月14日(火) [宇部地区] 13:30〜16:30
場所
在山地区 (教育学部25番教室)
宇部地区 (医学部保健学科総合研究棟S5講義室)
対象
希望者 (後期は36名参加予定)
講師
鷹岡 亮 (教育学部助教授)
内容
本研修会では、パワーポイントを用いた教材作成の方法を実習します。はじめに、パワーポイントの基本スキルやスライド作成の基本パターンについて説明し、操作して頂きます。その後、考えてきて頂いた10分程度の授業内容をパワーポイント教材として作成して頂きます。
受講対象者の条件:
(1) PowerPointの入ったをノートパソコン持参できること.
(2) Word や一太郎を使って文章や図が書けること.
(3) 研修会当日までに、PowerPoint教材を利用するような10分程度の授業場面(内容)を考えてきて頂けること.

5. 学生参画型授業・学生発信型授業の設計と評価

主催
大学教育機構
日程
平成17年09月15日(木) [在山地区] 13:30〜16:30
平成18年03月02日(木) [宇部地区] 13:30〜16:30
場所
在山地区 (大学会館会議室)、宇部地区 (工学部D33教室)
対象
希望者 (後期は8名参加予定)
講師
林 徳治 (教育学部教授)
内容
学生の変容に伴い、近年とみにその重要性を高めている学生参画型授業、学生発信型授業の設計と評価の方法について学ぶ。

6. 客観的な成績評価の方法

主催
大学教育機構
日程
平成17年08月29日(月) [宇部地区] 13:30〜15:30
平成18年02月27日(月) [在山地区] 13:30〜15:30
場所
在山地区 (大学会館第2集会室)、宇部地区 (工学部D講義棟D23教室)
対象
希望者 (後期は19名参加予定)
講師
沖 裕貴 (大学教育センター教授)
内容
厳格な成績評価とは、優の乱発や楽勝科目をなくすといった表面的な取り組みを指すものではない。評価者、被評価者ともに納得できる客観的、公平な評価規準、評価基準を定め、指導と評価の一元化を目指すことにある。本研修では、ルーブリック評価をもとに、特に情意的領域や向上目標などの達成度を客観的に測定し、形成的評価や総括的評価に生かす方法や技術を学ぶ。

II. 講演会

「命の授業を考える−講演とパネル・ディスカッション」

主催
大学教育機構
日程
平成17年08月11日(木) 13:30〜17:30
場所
大学会館
対象
希望者、学生
講師
佛教大学助教授 黒田 恭史
パネリスト
岩部 浩三、林 文孝 (以上、人文学部)、山田 次郎 (教育学部)
内容
講師は、小学校教諭の経歴を持つ佛教大学助教授で、教諭時代に子ども達と豚を飼い、その豚の行く末をどうするかという議論を通して命の大切さを学ぶ授業を進めた経験を持つ。「豚のPちゃんと32人の小学生−命の授業900日」(ミネルヴァ出版)に詳しい経緯が書かれている。講師を交えて、山口大学でも、学生が参画し、命の大切さを考える授業が出来ないか、生き物を食べるために殺すことが本当に授業になるのか、その賛否両論を、パネリストとともに議論する。学生を含め、会場からの意見も交えて、この夏、熱く語り合いたい。
備考
終了後、講師やパネリストを交えて懇親会を予定(有料)

関連資料


研修会等の場所や持ち物等の最新情報は、大学教育センターHP(http://www.epc.yamaguchi-u.ac.jp/)に掲載いたしますので、参加者は事前にチェックしていただきますようお願いいたします。