平成23年02月02日
教員各位
大学教育センター長

成績分布共有システムの公開について

成績分布共有システムが完成いたしましたので、教職員に向けに学内公開いたします。各先生方におかれましては、ご担当授業の授業計画策定や実施に際して、カリキュラム上関連する授業の成績分布データをご確認いただき、その達成度を把握するという形でご利用いただけますと幸いに存じます。

現在、各大学は学士課程教育の再構築に向けて教育改善を行っておりますが、このためには学士課程の目標を定め、それを確実に達成できるカリキュラムを整備する必要があります。カリキュラムの整備とは、学士課程の目標に向かって各授業が有機的な連携関係を持ち、個々の授業の目標を確実に達成して積み上げて行くという作業にほかなりません。本学においては、グラデュエーションポリシーの策定、カリキュラムマップ作成を通じたシラバス到達目標の確認等を通じてこの作業を進めておりますが、明確な到達目標設定と厳格な成績評価は表裏一体のものであり、こういった組織的な教育改善活動を行うためには各授業の成績データを参照する必要があります。

この事について、当初GPC(GPAクラス平均値)の共有という形で教学審議会に提案したところ、GPCだけでなく成績分布のデータが必要であるとの意見をいただくとともに、基本的な方向性ついてご承認をいただき、それを受けて教学委員会において試作版の検討とデータ取り扱いの協議をいたしました。「成績分布共有システムにおけるデータ取り扱い等に関する申し合わせ」は第6回教学委員会(10月27日開催)において承認され、一部文言を修正した最終版が第8回教学委員会(12月22日開催)において確認され、この度教職員向けに学内公開できることになりました。ただし、受講科目の選択等における影響が心配されるため、学生には開示しないことになっておりますので、ご留意いただけますと幸いです。

なお、同種の科目間における試験難易度の差などについて、アンケート調査を通じて学生から意見が寄せられておりますが、組織的な対応が必要な問題については、後日その旨お知らせいたしますので、その際は、成績評価において実際にそのような差があるのかどうかの確認していただくとともに、今後のFD活動の課題となるかどうかの検討をお願いいたします。

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